Q23) |
コンクリートの養生期間について、下記の工程で施工可能でしょうか
もし、不可の場合は何が問題なのでしょうか
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1 |
構造物: |
地下水層(スラブ天端GL+0.1m) |
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外寸法: |
2.5m×3.5m×3.5mH |
3 |
壁 厚: |
壁厚0.25m、底版厚0.3m、スラブ厚0.2m |
4 |
配 筋: |
壁、底版(D13,200ピッチ、ダブル配筋) |
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スラブ(D10,200ピッチ、ダブル配筋) |
5 |
配 合: |
21-15-20 |
6 |
施工地: |
福岡県山間部 |
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質問内容 |
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12月23日(月) |
コンクリート打設(スラブのシート養生) |
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12月24日(火) |
養生 |
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12月25日(水) |
外型枠解体(養生なし) |
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12月26日(木) |
埋め戻し、転圧(300ピッチで半分の深さまで) |
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12月27日(金) |
埋め戻し、転圧(300ピッチで残り半分) |
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12月28日(土) |
山留支保工解体(鋼矢板引き抜き) |
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セメントの種類を普通ポルトランドセメントと、解釈してご説明します。 |
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コンクリートの養生について |
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日本建築学会JASS 5 鉄筋コンクリート工事 建築工事標準仕様書の8.1総則によれば次のように規定されています。 |
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a |
コンクリートは、打込み終了直後からセメントの水和およびコンクリートの硬化が十分に進行するまでの間、急激な乾燥、過度の高温または低温の影響、急激な過度変化、振動および外力の悪影響を受けないように養生しなければならない。 |
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b |
施工者は、養生の方法・期間および養生に用いる資材などの計画を定めて工事監理者の承認を受ける。 |
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工程によれば外型枠の解体が施工後2日目となっております。ご承知のとおり、せき板は若材齢のコンクリートを寒気や外力から保護する役割があります。施工条件によれば冬季の山間部の打設であり、初期凍害を受けないように養生を行い、圧縮強度が5N/mm2以上であることを確認する必要があります。さらに脱型時に損傷が認められる場合は、せき板の存置期間を延長し、コンクリートの保護に努める必要があります。
工事監理者の指示および承認を得て行って下さい。
埋め戻しについてはコンクリートを損傷しないように注意を払ってください。
スラブ下のせき板は原則として支保工を取り外した後に取り外すことになっております。また、スラブ下の支保工は設計基準強度の100%以上で取り外すことに規定されております。従って、スラブ下のせき板の取り扱いには十分注意が必要です。
型枠の取り外し後、異常を認めた場合は、ただちに工事監理者の指示を受ける必要があります。 |