生コンクリートQ&A

Q&A


生コンクリートに関する質問です。
 ここで、業務との関係もあり質問を受けることを閉鎖させていただきます。
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Q40) 雨が降っている中、生コンクリートを打設して、1日養生して翌日型枠をばらしてしまいましたが、コンクリートの強度等、特に問題はないでしょうか。
ご質問からでは降雨の程度がわかりませんが,小雨の条件下での扱いについてまとめてみました。

1  型枠内の雨水は事前に取り除きます。
2  打設については基礎高さが比較的低いことから天端まで打ち上げながら進めて行きます。このとき雨水やブリーディング水を巻き込まないように注意しましょう。
3  打ち込み後は速やかにシート掛け等をしながら雨水を防止してください。

 降雨中での養生についてはコンクリートの表面を叩いたり洗い流したりしなければ受ける影響は少ないでしょう。

 翌日,型枠をばらしたということですが,
せき板の存置期間はコンクリートの圧縮強度が5N/mm2以上であることを確認する必要があります。強度の確認を必要としない場合は,仕様書によれば平均気温が20℃以上で普通ポルトランドセメントの場合の材齢は4日と規定されております。
 さらに脱型時に損傷が認められる場合は、せき板の存置期間を延長し,コンクリートの保護に努める必要があります。
型枠の取り外し後,異常を認めた場合は、ただちに工事監理者の指示を受ける必要があります。

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Last updated on Wed, Jul 2, 2003